新潟大賞典2019全頭外厩診断 – ミッキースワロー始動!荒れるハンデ重賞を制するのは??
荒れるハンデ重賞、新潟大賞典。過去3年連続で二桁人気が三着以内に入っており、過去10年1番人気の勝ちはありません。大混戦の4〜6番人気の中穴が過去10年5勝と、中穴が狙い目??
それではいつも通り、外厩×厩舎×騎手目線をスパイスに加えて評価していきたいと思います。
評価は6段階+激走注意Zとなります。
●評価S(馬券内濃厚)●
●評価A(軸候補)●
●評価Z(激走注意)●
●評価B(おさえ必須)●
●評価C(ヒモ候補)●
●評価D(厳しいか)●
●評価E(かなり厳しい)●
1.ミッキースワロー 菊沢厩舎×横山典 評価A
KSトレセン帰厩初戦、中17週
KSTC帰りはセントライト記念勝ち、AJCC2着などがあり、デビュー戦とG1大阪杯を除けばすべて馬券に絡んでいます。×横山典は馬の主戦騎手。厩舎内でも主戦級の乗鞍で、率は水準を保っています。レベルの高いレースで戦ってきていて、ジャパンカップを上がり最速など左回りの大箱は問題なさそう。トップハンデも57.5キロなら有力です。
2.ショウナンバッハ 上原厩舎×田辺 評価C
KSトレセン帰厩初戦、中6週
上原厩舎×KSTCは初戦も在厩もフラットで、この馬自身特に傾向は見られません。×田辺は厩舎全体成績上回りますが数字自体は水準以下。いつ好走するか掴みにくいですが、穴をあけたレースの共通点は左回りのハンデ重賞。余裕があればおさえてもいいと思います。
3.ランガディア 木村厩舎×戸崎 評価B
ノーザンF天栄帰厩初戦、中7週
ほぼ毎回天栄の馬で、天栄帰りは中43週や27週でも勝利歴があります。木村厩舎×天栄はハイアベレージ。×戸崎は水準程度の率です。ここまで5勝はすべて左回りで、上昇あって驚けません。
4.スズカデヴィアス 橋田厩舎×藤岡康 評価D
遠野馬の里帰厩2戦目、中6週
橋田厩舎×遠野馬の里は初戦、在厩ともフラットですが、前走のように中20週以上では好走歴ないだけに今回は叩いて状態上げてきそうです。×藤岡康は並以下。昨年の勝ち馬ですがさすがに近走は負けすぎで、過程も異なるだけに、少々状態を上げてきても厳しそうです…
5.メートルダール 戸田厩舎×福永 評価C
ノーザンF帰厩初戦、中6週
こまめに天栄に出されていますが、一昨年の中日新聞杯勝ちや昨年当レースの2着は帰厩初戦。自分の力は出してきそうです。戸田厩舎×福永は水準以下の率。当馬とはよくコンビを組んでいますが重賞レベル好走は昨年を除くと外国人。戸田厩舎の傾向として、勝負時は通年、短期問わず外国人を乗せる傾向があります。実績上位ですがアテにはしづらいです。
6.ロシュフォール 木村厩舎×ルメール 評価A
ノーザンF天栄帰厩初戦、中9週
ほぼ毎回天栄です。木村厩舎×天栄はハイアベレージ。×ルメールは複率6割の超勝負騎手です。デビュー戦以外は非常に安定していて、重賞でも55キロなら勝負になりそうです。
7.アストラエンブレム 小島厩舎×池添 評価B
ノーザンF天栄帰厩初戦、中6週
ほぼ毎回天栄です。小島厩舎×天栄は、勝率で見るとそうでもないのですが複率はハイアベレージです。この馬自身、好走はしますが勝ち切れないキャラ。×池添は水準の率です。57キロは背負い慣れた斤量で馬券内は十分ありますが、頭までは考えにくいです。
8.ブラックスピネル 音無厩舎×三浦 評価D
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中9週
こまめにしがらきに出ていますが、初戦の好走は2歳時と2017年東京新聞杯のみ。その他は在厩に良績が集中しています。音無厩舎×しがらきは初戦の率が高いですがこの馬には当てはまりません。×三浦はサンプル少ないですが、4戦目のコンビでフラット。一戦様子見たいところです。
9.サンデーウィザード 大久保厩舎×津村 評価D
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中7週
大久保厩舎×しがらきは叩き傾向で、この馬自身在厩の方が結果出ています。×津村も水準程度の率。狙うなら次戦以降にしたいです。
10.エアアンセム 吉村厩舎×吉田隼評価B
山元トレセン帰厩初戦、中9週
高頻度で山元に出ていて、帰厩初戦は函館記念V(中4週)、スピカSV(中11週)など、結果出ています。今年の金杯も山元帰りで7着ですが、着差は0.2差。吉村厩舎×吉田隼は勝率高めの複率水準。57キロなら力出せそうです。
11.ダッシングブレイズ 斉藤崇厩舎×浜中 評価B
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中10週
こまめにしがらきに出ていますが、特に顕著な傾向は見られません。斉藤崇厩舎×しがらきは初戦の方が若干良いですがほぼフラット。×浜中はサンプル少なめも前走の松山との比較ではほぼフラットです。強調点は少ないですが減点材料もなく、前走は上がり最速で0.2差まで詰めていて復調気配が見えます。おさえておきたいです。
12.アウトライアーズ 小島厩舎×丸田 評価D
ノーザンF天栄帰厩2戦目、中1週
小島厩舎×天栄は勝率では初戦、在厩とも大差ありませんが、複率で見ると初戦の方が良いです。とはいえこの馬は在厩でも2勝、状態面はフラットに捉えたいです。×丸田はサンプル少ないですが、この馬で勝鞍あり問題ありません。ただし展開待ちの馬で積極的にはなりにくく、どちらかというと小回り向き。ここは様子を見たいです。
13.クリノヤマトノオー 高橋忠厩舎×和田 評価A
宇治田原優駿S帰厩3戦目、中4週
この馬自身宇治田原帰りの好走歴もありますが、昇級を考慮すると上昇するのは在厩の時です。高橋忠厩舎×宇治田原も叩きの傾向で、3戦目はプラスに捉えたいです。×和田は水準の率ですがこの馬の好走時によく乗っていて、好印象。OP昇格後も着差はなく、ハンデ重賞55キロなら十分勝負になりそうです。
14.ドレッドノータス 矢作厩舎×坂井 評価E
ノーザンFしがらき帰厩2戦目、中1週
5勝のうち4勝はしがらき調整で、長休明け2戦目でも急上昇は見込みにくい馬です。矢作厩舎×しがらきも初戦の方が率高く、ここは割り引きたいところ。×坂井は厩舎の主戦で水準以上の率ですが、様子を見たいところです。
15.メールドグラース 清水久厩舎×レーン 評価B
ノーザンFしがらき帰厩初戦、中8週
しがらき調整は9戦して馬券外は1回のみ。よく走ります。中10週での勝利歴もあり、清水久厩舎×しがらきは初戦が狙い目。今回も力は出せそうです。×レーンは未知なだけにフラット評価。昇級戦も成長著しい4歳で、連勝して参戦。54キロも魅力的です。
16.ルックトゥワイス 藤原英厩舎×北村友 評価B
イクタTF帰厩2戦目、中4週
この馬自身イクタTFは初戦の成績が良いですが、2戦目も悪くはありません。藤原英厩舎×イクタTFもどちらかというと初戦傾向。×北村友はハイアベレージで勝率高く、関西なら戸崎からの乗替はOKです。材料的にはフラットで、55キロ、相手弱化なら出番もありそうです。
総評 – 評価Aが3頭と混戦模様、消せそうな馬も少なく…
各馬の評価をまとめると以下のようになります。
●評価S(馬券内濃厚)●
該当馬なし
●評価A(軸候補)●
ミッキースワロー、ロシュフォール、クリノヤマトノオー
●評価Z(激走注意)●
該当馬なし
●評価B(おさえ必須)●
ランガディア、アストラエンブレム、エアアンセム、ダッシングブレイズ、メールドグラース、ルックトゥワイス
●評価C(ヒモ候補)●
ショウナンバッハ、メートルダール
●評価D(厳しいか)●
スズカデヴィアス、ブラックスピネル、サンデーウィザード、アウトライアーズ
●評価E(かなり厳しい)●
ドレッドノータス
ハンデ重賞らしく、評価AとBに混戦模様が伺えます。評価D以下はバッサリ切りたいところですが、評価Cが取捨微妙。荒れがちなレースなので、馬券は手広く柔軟に考えたいです。
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