ダービー卿チャレンジトロフィー2019全頭外厩診断 – ギベオン、プリモシーンの評価は?

中山マイルハンデ戦!スンナリおさまると思えないこの舞台に、スンナリおさまると思えない混沌としたメンバーが揃いました。連勝中の上がり馬vs古豪の対決はフルゲート16頭!ここを勝てば安田記念街道も見えてきます!

それではいつも通り、外厩×厩舎×騎手目線をスパイスに加えて評価していきたいと思います。

評価は6段階+激走注意Zとなります。
●評価S(馬券内濃厚)●
●評価A(軸候補)●
●評価Z(激走注意)●
●評価B(おさえ必須)●
●評価C(ヒモ候補)●
●評価D(厳しいか)●
●評価E(かなり厳しい)●

評価Sと評価Zに注目です♫

1.ジョーストリクトリ 清水久厩舎×柴田善 評価B

大山ヒルズ帰厩2戦目、中2週

前走まで連続して大山ヒルズに出されていて、久々の在厩調整です。前走は帰厩初戦に結果出しましたが、ニュージーランドトロフィー制覇時は在厩でした。清水久厩舎×大山ヒルズ自体が初戦でも在厩でもフラットな率となります。×柴田善はサンプル少ないですが、勝鞍もあります。アテにはしづらいですが、中山マイルは2戦2勝。好走条件が整いやすい舞台なので、おさえには入れておきたいです。

2.フィアーノロマーノ 高野厩舎×川田 評価B

ノーザンFしがらき帰厩初戦、中12週

前走は帰厩2戦目でしたが、他4勝はしがらき帰りです。高野厩舎×しがらきは水準やや上程度ではありますが厩舎全体成績は上回るので好感です。中23週の勝利歴もあるので力は出せそうです。×川田はハイアベレージです。相手は強化されますが中山マイルの勝利歴もあり、ハンデ55キロなら楽しみです。

3.マルターズアポジー 堀井厩舎×武士沢 評価D

オークリーフ帰厩3戦目、中4週

在厩では関屋記念勝ちがありますが、帰厩初戦の方が安定してパフォーマンスを発揮しています。堀井厩舎×武士沢は主戦級の乗鞍数ですが、率はかなり低いです。持ち味は逃げてどこまで粘れるか。大幅な上昇材料も特に無く、展開恵まれないと馬券内までは厳しそうです。

4.ドーヴァー 伊藤圭厩舎×田辺 評価B

ミッドウェイファーム帰厩初戦、中10週

最近は毎回ミッドウェイFに出ていて二連勝。伊藤圭厩舎×ミッドウェイF自体は初戦を狙える訳ではありませんが、この馬では結果が出てきましたし、中10週なら仕上げてこれそうです。×田辺は水準の率を保っていて、継続騎乗。騎手の流れが悪いのは気になりますが、勢いは魅力的です。

5.ギベオン 藤原英厩舎×蛯名 評価C

グリーンウッド帰厩2戦目、中2週

藤原英厩舎×GWは特に芝でいうと初戦から狙えますが、2戦目も同じくらい良いです。この馬自身、昨春の500万勝ち〜NHKマイル2着までは在厩で結果を出していました。ただし、藤原厩舎×蛯名は良績がありません。G1二着の実績あるとはいえ57.5キロ。能力は認めますが、中心視するには不安材料が多い印象です。

6.ヒーズインラブ 藤岡厩舎×ミナリク 評価D

ノーザンFしがらき帰厩初戦、中11週

こまめにしがらきに出されていますが、外厩帰り、在厩に関わらず結果が出る時はコンスタントに使われていました。中8週以上の時は500万時代以降結果出ておらず、叩き良化型。藤岡厩舎×ミナリクは実績なく、昨年の覇者ですがここは一戦様子を見たいです。

7.ハクサンルドルフ 西園厩舎×内田博 評価D

宇治田原優駿S帰厩初戦、中15週

条件馬の頃は宇治田原帰りに良績でした。オープンに上がってからは昨年の東京新聞杯0.3差、富士S0.6差で、着順はパッとしませんがそれなりには走れています。西園厩舎×宇治田原は厩舎全体成績を上回るので、持てる能力は発揮しそう。ただし×内田は良績ありません。馬自身、東京コースでは良績がありますが、中山初登場は未知数。そこそこ走れたとして馬券内まではどうでしょうか。

8.ダイワキャグニー 菊沢厩舎×石橋脩 評価D

山元トレセン帰厩3戦目、中2週

山元にはこまめに出ていて、ここまで4勝は山元帰りです。在厩時に大敗も目立ち、菊沢厩舎×山元が初戦勝率高いことから3戦目に好感は持てません。×石橋脩は複率は良いですが。中山は良績なく、ここは軽視したいです。

9.ヤングマンパワー 手塚厩舎×戸崎 評価Z

ノーザンファーム天栄帰厩初戦、中4週

中山金杯は崩れましたが、昨年の関屋記念0.4差など天栄帰りはそこそこ立て直してきます。全5勝のうち4勝が天栄帰りで、そのうち重賞を3勝。手塚厩舎×天栄は水準やや上ですが、×戸崎は超ハイアベレージの勝負騎手。このタイミングで手が戻るのは魅力です。年齢的な衰えは気になりますが状況的には穴をあける可能性あり、買いたい一頭です。

10.ロードクエスト 小島厩舎×三浦 評価A

ケイアイF千葉帰厩初戦、中4週

久々の外厩調整です。帰厩初戦はスワンS勝ちを含めよく走ります。小島厩舎×ケイアイ千葉初戦も厩舎全体成績上回り、状態面は心配ないでしょう。×三浦は勝率より2,3着率が高いところが気になりますが、前走前々走とも前が開いてからの脚は秀逸。出脚つかないのがネックでスムーズさが鍵ですが、ハイペースが予想される今回は突き抜けても驚けません。

11.カツジ 池添兼厩舎×松山 評価B

ヒイラギ淡路帰厩4戦目、中2週

馬自身はヒイラギ淡路帰りでNZT勝ちがありますが、池添厩舎×ヒイラギ淡路は叩き傾向です。状態はフラットに捉えたいです。×松山は池添謙一に次ぐ乗鞍でこの馬の主戦ですが、厩舎との相性では率は並以下です。同舞台のNZT勝ち、マイルCS0.2差の実績から能力は上位で、松山騎手が落ち着いて乗れるかどうかがポイントになりそうです。

12.プリモシーン 木村厩舎×福永 評価C

ノーザンF天栄帰厩初戦、中14週

木村厩舎らしく毎回天栄です。木村厩舎は天栄帰りでない出走馬を探すのが難しいぐらいですが、やはりハイアベレージは保っています。木村厩舎×福永も乗鞍数が少ない割に結果は出ていますが、前走ビュイックに比べると見劣ります。中山は苦手な騎手でもあり、やや評価を下げておきたいです。

13.マイスタイル 昆厩舎×横山典 評価B

ヒイラギ淡路帰厩5戦目、中5週

馬自身は初戦、在厩とも好走歴あり、掴みどころが難しいです。昆厩舎×ヒイラギ淡路も初戦、在厩とも狙えます。無理なく流れに乗れれば粘り腰を発揮する馬。×横山典は久々のコンビですが、厩舎内の安定感では最上位です。今回はテンに速い馬が数頭いますが、前々で流れに乗れば馬券内もありそうです。

14.ダイアトニック 安田隆厩舎×北村友 評価B

ノーザンFしがらき帰厩初戦、中5週

前走を除いてほぼ毎回しがらきです。安田隆厩舎×しがらきは水準よりやや上の率。×北村友は厩舎の主戦で、ハイアベレージですが勝率は若干不安。ただ連勝のコンビなので問題はなさそうです。堅実な馬で底を見せていません。前走はすごい勢いで伸びてきた2着馬と並んでからが強く、最後まで抜かせませんでした。注目しています。

15.エイシンティンクル 上村厩舎×和田 評価C

栄進久世センター帰厩2戦目、中5週

新規開業の上村厩舎への転厩初戦となります。栄進久世自体は中24週以上なら単純放牧で、叩いてからで間違いありません。今回は中26週後の2戦目なので状態アップが見込めます。×和田は馬の主戦。機嫌が良ければ必ずしもハナでなくていい馬。展開次第です。

16.キャプテンペリー 岩戸厩舎×大野 評価B

シンボリ牧場帰厩初戦、中10週

毎回外厩に出ていて、ここ2走はシンボリ牧場調整で結果が出ています。岩戸厩舎×シンボリ牧場はサンプル少なめですが率はかなり高く、×大野は水準程度ですが連続騎乗で結果出してきました。中山千六なら重賞でも楽しみです。

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総評 – ハンデ戦らしく大混戦。大荒れの可能性も!

各馬の評価をまとめると以下のようになります。

●評価S(馬券内濃厚)●
該当馬なし

●評価A(軸候補)●
ロードクエスト

●評価Z(激走注意)●
ヤングマンパワー

●評価B(おさえ必須)●
ジョーストリクトリ、フィアーノロマーノ、ドーヴァー、カツジ、マイスタイル、ダイアトニック、キャプテンペリー

●評価C(ヒモ候補)●
ギベオン、プリモシーン、エイシンティンクル

●評価D(厳しいか)●
マルターズアポジー、ヒーズインラブ、ハクサンルドルフ、ダイワキャグニー

●評価E(かなり厳しい)●
該当馬なし

さすがにハンデ戦といった感じで、評価も混沌としてしまいました。上位評価に人気薄が予想される馬も多く、大荒れも期待しています。無視できるような馬もほぼいないので、馬券は手広くいくかもしれません。

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